はじめまして、なっとこです!
みなさんは読書していますか?私は恥ずかしながら読書はほとんどせずに過ごしてきました。。。
しかし私の周りの「話が面白いな」「この人知識量がすごいな」と思う人はほとんど読書をしています。お仕事で成功している方々も読書している方が多いですよね。
私も読書をして色んな知識を吸収して人生を豊かにしていきたいと考えました。
そこで記念すべき1回目の記事は読書感想文を書いてみたいと思います。
今回読んだ本はコチラ↓
「渋谷で働く社長の告白」 / 藤田晋
あらすじ
株式会社サイバーエージェント代表の藤田晋さんが経営者となろうと決めたきっかけから始まり、学生時代のアルバイトから得た経験を活かしての就職、起業。
ネットバブルの崩壊を経験しながらも仲間との歩みを止めることなく、「21世紀を代表する会社」を目標に作りあげていく人生が書かれています。
「経営者」としての考え方
この本を読んで、「藤田さんの起業に関する考え方」や「経営者の人たちって考え方がやっぱり違うな」と感じたところをざっくりとピックアップしてみました。
何を目指して起業するのか目標は立てていなかった。しかし、過去の栄光にすがらない新しい時代の会社を作ること、「21世紀を代表する会社をつくる」ことを人生の目標とした。
経営者になりたいなら、本、映画、演劇等々で感性を磨くこと。
まずは勤めている会社に最大限に貢献すること。これは将来への先行投資であり、夢を実現すれば十分回収できる。
起業に必要なのは後戻りできない、逃げ道がない状態で腹をくくること。
藤田さんは起業する前には会社勤めをされていますが常に経営者視点で物事を考えていたそうです。
私は普段、経営者視点で仕事を見たことがなかったので起業を目指すならやはり視野を広げて経営面での視点をもつことが大事なようですね。
(私は、お金持ちになりたいなーという単純な思いしかないので恥ずかしくなりました。。)
また、逃げ道を作らないという言葉も印象的でした。
逃げ道があるとやはり諦めてしまおうかな、と思ってしまうこともありますよね。
人生の目標を絶対に達成するのであれば、腹をくくって覚悟することで一歩進むことができるのだと思いました。
人と人とのつながり
この本で結構印象深かったのが色んな人たちとのつながりです。経営ってやっぱり一人で行うものではなく、信頼できる人や仲間とともに歩みを進めていくものなんだなという印象を受けました。
自分を信じた株主、未来を託した社員、自分の夢の達成のためにできることはすべてやる。
ビジネスではなく「人」に投資。
ネットバブル崩壊により批判や妬みや嫉妬による孤独。しかし、自分を信じてくれた仲間がいた。
有望な事業、職場環境で大切な社員のやる気を引き出す。そしてこれが株主への貢献となる。
経営者ってやはり会社の代表ですので、会社の良いこと・悪いことなど、全てがのしかかってくるわけですよね。
もちろん会社が順調な時はいいかもしれませんが、株価が暴落したときに株主からの批判や誹謗中傷などがあるわけです。
そのような世の中の声を経営者は受け止めなければいけません。これって、やっぱり精神的にすごく追い込まれると思うんですよ。
社内での不平不満もあれば世の中からの会社へのイメージも受け止めて、より良い会社経営をするとなった時に支えになってくれる仲間や先輩経営者がいたら心強いですよね。
経営者だからと言って一人で走ればいいというわけではない、ということを本を読んで強く感じました。
おわりに
藤田さんにとって、会社経営とは終わりなきマラソンだそうです。
高い目標を達成したら更なる別の目標を立て、そこで終わることはない、という最後の文章がとても印象に残りました。
成功してそこで歩くのをやめたら、そこで終わりなんですよね。
もちろん成功することは簡単なことではありません。
人一倍の努力をして、挫折を乗り越え、多くの人たちとの出会いと別れがあって成し遂げられるものなのだと、今回の本を読んで学ぶことができ、 自分の今までの生き方について考えさせられる本だと感じました。
それでは、また!